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2010/09/14

本感想:破戒(島崎藤村)

部落民差別の続く社会と、主人公丑松が闘う話かと思っていたら、ちょっと違いました。差別社会の中で自分の素性を隠して生きる丑松が、父親の戒めを破って世間に穢多(これ使っていい言葉なのかな)であることを打ち明けるまでの、心の葛藤の物語なんですね。

穢多とか非人と言えば江戸時代の階級制度の事という認識が強いので、遠い昔の話というイメージがします。部落差別って、私が子供の頃にちらっと聞いたことがありますが、最近ではあまり問題になってると聞かなくなりましたね。もうすっかりなくなってしまったのか、どこかでコッソリ根強く残っているのか、それは分かりませんが…。

思ったほど丑松が悲惨なめにあっていなかったので、私としては読みやすかったです。悲劇は読んでいて辛くなるから苦手なのですよね。ただ、なんかすっきりし過ぎて心に引っ掛かるところが無い感じもしました。

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