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2010年3月

2010/03/20

マンガ感想:パンゲア・エゼル6(浅野りん)

マイナーなマンガ家さんなので、単行本を置いていない本屋も多くて、手に入れるのが少し大変です。

同時発売の「京洛れおぎん」も買いたいのに見つからない………(涙)

作者が「まさかのハクロウカバー…」と呟いていたけれど、読んでる方もまさかハクロウさんがこんなに活躍するとは思いませんでしたよ。この先この人は何やらかすんだろう、………予想がつきません。

主人公のライセはなんだか可愛らしくなってきてる気がします。初めは芯の強そうなキャラクターだと思っていただけに、自分の運命に翻弄されて戸惑ってる様が、なんというか、普通の男の子なんだなぁって感じですね。

なかなかストーリーの全貌が見えてこない上、話が進むにつれ謎が増えてくので、ひじょうに焦れったいです。やっと5巻ぐらいからライセの過去とか出生が明かされつつあるのですが、ちょっとづつ小出しにされている感じなので、結局焦れったさ倍増。

まあ、それもこのマンガの魅力ですかね。

先の展開が全く見えなくて、どういう風に決着をつけるんだろう?というかちゃんと終わるのか?と心配になります。人気のあるマンガ家さんとはあまり言えないので、中途半端なところで打ち切りにならない事を願うばかりです。
     

2010/03/15

本感想:人間失格(太宰治)

人間失格は最近映画になりましたね。

悲惨な話ではあるけれど、悲劇って感じではないですね。人間の内面の汚い所のを忌むべきものして見るのでなく、そういうもんなんだって諦めて見てる感じがします。
なんかやたらと主人公の葉蔵に共感してしまいまして、葉蔵の生き方に憧れみたいなものを感じてしまいましたよ。これを読んだのが10代20代の頃だったら、感化されてとんでもない人生歩んじゃったりしてそうと、怖い考えが浮かびました。

だけど、この本を私に読むように勧めたのは、中学の国語の先生なのですよね。太宰治の「斜陽」で夏休みの読書感想文を書いたところ、先生のコメントは「人間失格を読んでみるとよいでしょう」だけでした。なんかもっといろいろ書いてくれてたら気にもしなかっただろうけど、たったそれだけだったからやたらと気になっていて、何年もたった今頃思い出して読んでみた訳です。
思い返せば「斜陽」を読んだ時は若かったせいもあるのでしょうが、訳がわからん話だなぁとしか思ってなかったです。感想文にも主人公の女の人の気持ちがよくわからんみたいな事を書いた気がする。だから「斜陽」とは対照的な「人間失格」を読むといいと言われたのかなぁ。もう一度斜陽も読んでみたいです。

2010/03/05

本感想:巷説百物語(京極夏彦)

以前、深夜にやっていたアニメを見たことがあって気になっていたのですが、ついに読んでみました。小説とアニメとでは設定が変えてあるみたいですね。他にもドラマやマンガもあるみたいですが、そちらもいつか見ることができるといいな。

一話目の小豆洗いを読み終えた時、思わず「そういうことか!」と言いたくなりました。ものすごくよく考えて話が作られていますよね。二話目からはここからどうするんだろうって、ワクワクしながら読んでました。ただ、ちゃんと読んでないと、途中で頭がこんがらがってしまいそうになりますが…。

なんか、必死仕事人の妖怪仕掛け版?とか私は思ってしまいました。けど、それは違うだろって言われてしまいそうですね。

それにしても、こんなお話が書けるなんて、京極さんはすごいなぁ。続きの巻がすごく気になります。

2010/03/03

本感想:風立ちぬ(堀辰雄) 

中学だったか高校だったか忘れたけど、国語の先生がやたらと熱を込めて「風立ちぬ」の事を語っていたのが、何故か印象に残っていて買ってみた本。
まあ、買ってすぐ読んだ訳ではないのですけれどね。どうも私は気になっていた本を手にいれると、それで満足してしまう質のようで、買ったはいいがそのまま本棚に並べられたままになっている本がかなりあります( -_-)

私は持っているのは新潮文庫のものですが、一緒に「美しい村」という作品が収録されています。「美しい村」で主人公が出会った少女が、「風立ちぬ」では婚約者となり若くして亡くなってしまうのですが、続けて読むとなんとも切ないです。

「風立ちぬ」はもっと゛生きぬくぞ〜゛という感じのお話かと思っていましたが、それほどではないなぁと私は感じました。
それよりも、風景描写の細かさに気がいくというか…。もっとちゃんと読み込めば、そこに現されている主人公の心情などが、よくわかるようになるのかもしれません。

だけど、なんだか読みにくいのですよね。一つの文章が長くて、その言葉がどこにかかっているのかが、分かりにくい箇所がところどころある。私の理解力が無いと言ってしまえばそれまでですが…。

きれいな物語だなぁというのが、読んだ後残った印象です。

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